コモドドラゴン
コモドドラゴンは世界最大種と言われる爬虫類で、過去には全長3メートルの個体も記録されています。大きさだけでも十分脅威に感じますが、本当に怖いのは口です。歯はギザギザとノコギリのようになっており、簡単に肉を引き裂きます。さらに、その歯には毒管があり、唾液を通して傷口に侵入。血液の凝固を妨げるため、血が止まらず出血多量で死に陥ります。
しかし、その巨体ゆえスピードがないと思われがちです。そのため、いざとなったら逃げられるだろうと思いますが、実は時速20キロで走るうえ、どこまでも追ってくるため人間ならひとたまりもありません。実際報告されている中では過去に5人が犠牲になっています。インドネシアに暮らす現地の人も恐れる爬虫類ですから、出会ってしまったら近づかないようにしましょう。