サイガ

鼻に加湿器が付いている珍しい動物、サイガ。まるで未知の生物のような見た目ですが、生物学上はウシなどの仲間です。モンゴルやカザフスタンなどの中央アジアに暮らしているサイガですが、その大きな鼻がとても重要な役割を果たしています。サイガが暮らす地域は非常に寒いため、一度外気を鼻に取り込んで、温めてから吸い込んでいます。

また、群れで暮らすサイガが移動する際に舞い上がる砂埃をこの鼻で浄化しているという説も。また、サイガは7万年前から生きていると言われており、この鼻のおかげで氷河期を乗り切ったと言われています。サイガの鼻はまさに地球上の生物No1かも?

Advertisement